こんにちは！
スタイリストの本松です！

もう2月も半ばに差し掛かってきました。
そろそろ髪を春色に染めようかなぁなんて
考えてる方もいると思います。

暖かくなって来ると少し寒色系の色味を足したい、
でも冬に暖色にしてまだ赤みが残ってる、、、

という方もいるのではないでしょうか？

そのような皆様に補色をつかったカラーのお話を少し。

そもそも色というのは有彩色（赤青黄など）と無彩色（黒白灰色）の
２つのカテゴリに分けられます。

今回お話させていただくのは有彩色のほうです。

色相環というのをご存知でしょうか？

どこかで目にしたことがあると思いますが
まず、赤と青と黄。
この３つはすべての色の元になる原色というものになります。
それをいろんな比率で混ぜて行くと間にある色が作られます。

そしてこれらの色には補色というものが存在します。
色相環でいうところの反対の色ですね。
補色同士を混ぜるとお互いの色を打ち消しあいニュートラルなブラウンになるのです。

ヘアカラーも考え方は同じで色を混ぜ合わせてお好きな色に近づけるようになります。

ここでヘアの話に戻ります。
冬に赤系の色味を入れたのを青味系の色にしたい。
ただそのまま混ぜると紫っぽくなってしまう、、
そこで補色の登場です。
赤の反対はざっくりいうと緑。

結構赤みが残ってますね。
これを透明感のあるアッシュ系の色にしたい。

まずは出したい色のアッシュをベースに補色の緑をちょこっとたします。
そうすると、

このように赤みの消えたヘアカラーになるのです♪

もちろんこれは極端な例ですが、普通の暖色系のブラウンであれば
寒色のブラウンにすることは可能です。

このように美容師はベースの髪色を考えてカラーをしているのです。
是非ヘアカラーを楽しみましょう♪